今日はいよいよコムローイ祭りです。
タイに来たら一度はみておきたいと前から思っていたので、いつもは年末年始に来るタイ滞在をこのために少し早めたのです。
その前に、午後からはチェンマイの北、メー・リム方面の観光に行きました。
温泉アットモンチャム。
こちらは温泉リゾートホテル。
オーナーはタイ人なのですが、タイ人のイメージする日本の温泉旅館で、その世界観が面白い。
施設を案内してもらいました。
宿泊したら日本円で3万円ぐらいする高級ホテルです。
庭園といい、従業員の着物姿といい、なんだか微妙な感じが面白いです。
Onsen @ Moncham
293, Pong Yaeng, Mae Rim District, Chiang Mai 50180 タイ
+66 53 111 606
https://goo.gl/maps/VpgrCghCjuJM437R6
続いて、タイのマチュピチュ?と言われるモーンチェームで絶景を楽しみました。
タイの人が「寒さを楽しむ」ために、このあたりの山ででテントで宿泊するそうです。
こちらは、有料の遊歩道です。
モーンチェーム
Mae Raem, Mae Rim District, Chiang Mai 50180 タイ
+66 81 806 3993
https://goo.gl/maps/6tCKqJhmUoZenBtD6
日も暮れて、18:30頃コムローイ会場へ到着しました。
コムローイはランタンのこと。タイのランタン祭りは仏教の儀式の1つとして行われており、仏陀への感謝の気持ちを込めて、火をつけたランタンを空に飛ばします。
ランタンが今生の苦難を連れ去ってくれると考えられているそうです。
会場はチェンマイの中心から車で約40分ほどの大学構内で、陰暦の12月の満月の夜にお祭りが行われます。
今年は、11月11日と12日でした。
大学構内に入るには予約が必要。情報集めや手配など、ずいぶん前からM氏が準備をすすめてくれていました。
こちらがチケット。
予約時にパスポートの写真が必要で、それが貼り付けてあり、予約した人以外は会場に入れないシステムです。
席も指定されています。
チケットは4500バーツ。タイの物価を考えるととても高価ですね。
私たち一行は8人でしたが、もう1台のバスも合わせて総勢15人ぐらいでしょうか。
バスを降りて会場内へ入って行きます。
主催者側が、地元の市場をテーマにしたディナーを用意していて、チェンマイランナ料理、飲みもの、デザートの屋台で自由に無料で食べることができます。
つまり、食事は料金に含まれているということで。
それとは別に、お弁当も用意してくれていて、バスの中で配られました。
人がいっぱいで混雑しているので、主催者側が用意したものだけでは十分でないという配慮からです。
お弁当は普通の日本のおにぎりや日本の唐揚げなど。特に唐揚げがめちゃくちゃ美味しかったです。
食事を終え、20時半ごろまでにセレモニーエリアの客席に移動しました。
各客席に、ランタンが用意されていました。
21時ごろ、儀式が始まりました。
お坊さんの読経やショー、お祈り、瞑想の後、
一斉にコムローイを上げます。
台湾のようにカラフルではなく白一色で、お願いごとを書いたりもしません。
ランタンに火を灯し、十分空気が熱せられて膨らんでから手を離すと上昇していきます。
最初は難しくて失敗したけど、コツを掴みました。
ものすごい数のランタンが空に消えて行きます。
空には満月。
なんて幻想的!
なんて美しい!
って、言葉ではどう表現しても伝わらないです。
せめて写真でも。
昨日より今日の方がお客が少なかったようで、空席に置いてあったランタンにもバンバン火をつけていっぱい上げました。
帰りは、少数民族の衣装で見送ってくれました。
大渋滞で止まっているバスの中でも余韻に浸り、ホテル到着後のミニ宴会でも話が弾みました。