世界食いだおれ日記

キムチを漬けながら年越し 現地で学んだキムチの漬け方を私なりにアレンジしたレシピを大公開

今年の年末年始は久しぶりに日本で。

12月になってもなかなか気温が下がらないので、キムチを漬けるのが大みそかになってしまいました。

 

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毎年2株漬けるのですが、今年の白菜はとにかくデカい!


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まずは白菜に十文字の切り込みを入れて手で裂いて4つ割にします。

葉を1枚ずつめくりながら根元の白い部分に塩をふります。

この作業が結構大変・・・

でもていねいに。美味しいものを作るためにはやはり手間暇が必要なのだ。

そんなに大きいタッパーもボウルもないので、代わりに洗い桶でやっています。

上に重しをして一昼夜おきます。


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するとこんなにかさが減ります。

水がいっぱい出てくるので時々捨てながら塩をまんべんなく回します。

 

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白菜を水洗いして、ざるに並べてさらに一昼夜おいて自然乾燥させます。

これで白菜の準備OK。

ここまで最低2日。

 

続いて、ヤンニョムの準備。

キムチヤンニョムに必要なものは次の通りです。

 

大根1/2本、にんじん1本 千切り

玉ねぎ1個 半分に切って薄切り

細ねぎ、ニラ 1束 5cmに切る

白ねぎ1本 半分に切って斜め薄切り

 

粉とうがらし 100g

アミの塩辛 100g

エキス(イワシを発酵させて作った魚醤。ナムプラーやニュクマム、しょっつる、いしるでもOK。私は韓国で買ってきたものを使っていますが、韓国食材店でも購入可能。)60ml

ニンニク 100g、しょうが20g

砂糖大さじ2、はちみつ大さじ2 

 

一応目安のため分量を書いていますが、好みもあるしかなり適当でいいと思います。

エキスだけはキッチリはかっていますが。

 

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水1リットルにいりこを入れてだしをとり、冷ましておきます。

 

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だしでもち粉大さじ4を溶いて火にかけ、ノリにします。

熱いうちに半量の粉唐辛子を入れてよく混ぜ、冷ましておきます。

 

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大根とにんじんに塩をし、水が出てきたらよーく絞ります。

 

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そこへ残りの半量の粉唐辛子を入れてよく混ぜます。

 

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ニンニク、生姜はおろしておきます。

今年は、年末に鶴橋へ行ったので韓国産のニンニクを買うことができました。

 

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大根とにんじんに、ノリ、おろしニンニク、おろししょうが、包丁でたたいたアミの塩辛、エキス、砂糖、はちみつを入れます。

 

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玉ねぎ、白ネギ、青ネギ、ニラを入れます。

 

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よーく混ぜて味をみて、ちょうどいい塩分だったら塩を大さじ1足します。

これで、ヤンニョムの完成!

 

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ヤンニョムを白菜に1枚1枚塗ります。

 

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白菜を丸めてぴっちり詰めて空気を抜き、ラップをしてお皿1枚の重しをして密封し、発酵を待ちます。


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今年の白菜は大きかったので鍋に入りきらず、タッパーも登場!

3日ぐらいしたら食べられますが、我が家では1週間は放置してます。

発酵してくると泡が出て来たり、酸味臭が出てくるのでわかります!

 
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やったー!完成!


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切ってタッパーに詰め替え、冷蔵庫で保存。

これからも発酵がすすむと味がどんどん変わっていきます。


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まずは浅漬けのキムチで乾杯。

おでんとともに。

今年のは辛くしたけどとても美味しいです!

またいろんな料理に展開できるので今後も楽しみです。