世界食いだおれ日記

鈴木登紀子ばぁば

会社員時代は毎日ほぼ外食でひどい食生活だった。

会社を辞めて少し時間に余裕ができた頃にテレビに出ていた鈴木登紀子ばぁばの料理をみて、ちょっとずつ和食を作るようになった。

ばぁばの料理は優しくて、ほっこりする味だ。東北の出身だからか甘めで、今まで知らなかった味も多く、丁寧な下ごしらえがとっても大事だと思った。

何度かリピしているうちにアレンジも加わって、だんだん自分好みの味になっていった。ばぁばのレシピで我が家の定番になっているのもたくさんある。

 

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タラと水菜のサッと煮は、タラが手に入ったら作りたくなる一品。


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このお出しにお蕎麦を入れたら絶対美味しいだろうなと思って、いつも最後は蕎麦でしめる。


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ばぁばのかす汁は、隠し味に少しのお味噌を入れる。

写真には写ってないけどじゃがいもを入れるととても酒粕とマッチしてコクがあり絶品だ。

鮭を霜降りして臭みを消すのも、今では普通にしていることだがその時初めて学んだ。


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菜の花の卵とじ。なかなか上手にはできないけれど、菜の花を少しずつ茹でて氷水でしめる丁寧な仕事がとても好きだ。

 

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先日、96歳で亡くなられたと聞いた。

ついこの前までテレビで活躍されていたのに。

でも料理ってすごいな。全然面識のない赤の他人の私に引き継がれていくんだから。

合掌。