年末に漬けたキムチも桜の季節になるといつもきまって残り少なくなります。発酵がすすんで酸味が強くなってきました。
そんな時にぴったりの料理、プデチゲ。
プデチゲは漢字では部隊チゲと書くように、もともとは軍隊で手に入る缶詰やチーズとキムチなどの韓国食材を組み合わせた料理で、両者が見事に融合しています。
10年以上前に、韓国の本屋さんでふと目にとまった本。
予算別に色々な料理が紹介されており、料理本としてはかなりのベストセラーになっているようです。
左側の「2000ウォンでできる食卓」にプデチゲが紹介されており、いつもこのレシピで作っています。
この本によると、
作り方(2人分)
<主材料>
白菜キムチ、スパム、ソーセージ、インスタントラーメン
<副材料>
刻んだ豚肉、ベイクドビーンズ(缶詰)、トック(お餅)、えのき茸、チーズ、ネギ、赤唐辛子、青唐辛子
<ヤンニョム>
粉唐辛子(2) しょうゆ(1) 酒(1) にんにくみじん切り(1) ネギみじん切り(0.5) 生姜粉(0.3) 胡椒
<出汁>
水5カップ、煮干し5匹、 昆布10cm四方
ということなのですが、ベイクドビーンズとトックと唐辛子は今回(というかいつも)手元にないので入れていません。あれば入れるということでいいのではないでしょうか。
ヤンニョムは単位が書いてないのですが、いつも大さじではかってちょうどいいです。
業務スーパーで売られているポークランチョンミートはフランス産で、340gでなんと318円です。スパムの代わりに使いました。
この料理には絶対必要です。
材料を鍋に入れてヤンニョムをのせ、
出汁を入れて煮込むだけ。
白菜キムチから出る酸味がスープに溶け込み、その旨味をラーメンが吸う。
これが不味いはずはない!
ベタで高カロリーだけど、キムチの発酵がすすむと食べたくなります。
ああ、また来年!