もうずいぶん昔、韓国の安東で初めて食べたチム(煮)タク(鶏)。
テレビで紹介されていて懐かしくなり、久しぶりに作ってみました。
鶏肉は、もも肉や手羽元、手羽先などいろいろな部位をぶつ切りにします。
なければ1種類でももちろんOK。
野菜は、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、ねぎ。このあたりは日本の肉(鶏)じゃがに似てる。
干ししいたけ、タンミョン(サツマイモでんぷんの春雨)を戻しておく。
こちらは業務スーパーで購入したタンミョン。500gで268円(税別)です。
いつも鶴橋で韓国から輸入したのを買うのですが、戻すとき長くて使いにくい。
これは使いやすいし安くてお手軽。
基本はしょうゆと砂糖の甘辛味で、このあたりも日本の煮物のと共通するところがある。やっぱりお醤油の国だもんね。
本場だと黒砂糖や水あめを使うらしいけど、ふつうの白砂糖で簡略化。現地で食べたのはかなり甘かったので、家で作る場合はお好みで甘さ控えめに。
違うのは、そこにニンニク、しょうが、唐辛子、ごま油が加わるところで、これでグッと韓国味になる。
調味料を混ざ合わせて鶏肉にからめ、ごま油でいためる。
そこに水を入れて煮込み、さらに野菜を入れる。
じゃがいもがやわらかくなったら春雨を入れて水分を吸わせる。焦げないように混ぜながら水分をとばす。
最後にごま油をたらして鍋をゆすって仕上げる。
ごはんが欲しくなるけど、おなかがいっぱいになるので控えめに。
春雨が汁を吸って、とっても美味しい煮物です。