大阪発サイコロきっぷがこの冬も発売されました。
今回の行き先は、加賀温泉、出雲市、湯田温泉、博多。出目の確率はそれぞれ1/3、1/3、2/9、1/9だそうです。
割引率でいうと博多が一番お得だが、まあどこが出ても嬉しいという気持ちでサイコロをふったら・・・
出雲市が出た。
何となく勝手に加賀温泉を想定していたら意外なことに!
往復の乗車券、新大阪ー岡山間の新幹線、岡山ー出雲市間の特急券で5000円という破格の安さ。
これに全国旅行支援を組み合わせるとかなりお得に旅ができるぞ!
当初は、29日(日)に出発して出雲で一泊し、翌日松江に移動して一泊、最終日に境港でカニや干物などの海産物を買って帰る予定だった。
しかし・・・
寒波による大雪のため土曜日は特急やくもが全て運休。
前日から運行状況をチェックしていたが、結局日曜日も予定していた列車は運休になり、急遽1日ずらしてスケジュールを組みなおすことに。
しかし・・・
やくもが予想以上に満席のため、当初乗る予定だった時間の列車が取れず、かなり朝早いのになってしまった。
そこで、1日目に泊まる予定だったホテルを2日ずらして逆回りにして先に境港に行くことにした。
予約していたホテルとレストランも再予約できて一安心。
我々と同じようなことを考えている人が多いのだな。サイコロ切符も人気すぎて予定を早めてエントリー終了になったらしい。
翌日。無事に出発できました。
新幹線だと岡山まで一瞬です。
特急やくもに乗り換え。
動いててくれてよかった!
朝から何も食べていなかったので、岡山駅で桃太郎の祭ずしを買いました。
かわいい桃の容器を開けると・・・
ほんの少しだけど、あなごが入っている。あなごめしとどちらにするか迷ったけど。
ままかり、たこ、さわら、あさり、えびが入った、岡山らしいちらし寿司。
朝ごはんにはピッタリ。
やくもの車内は満席だった。
このきっぷは、米子駅でのみ途中下車ができる。その場合、それから先の出雲市までは特急は利用できず普通列車になる。
少し遅れて米子に到着。境線には接続できない旨の車内アナウンスがあったけど、待っててくれた!鬼太郎列車。
サイコロきっぷは境線は利用できないので車掌さんから切符を買う。
高松町駅で下車したい旨を伝えると、
「無人駅でタクシーもありません。さかなセンターへ行かれるのでしたら境港まで行ってそこからタクシーで行くことをおすすめします。」
ということだった。
外の景色。
こんなに一気に雪が降ったんだったらそりゃあ大変だっただろうな。
さっそくお寿司屋さんへ。
まぐろ、ぶり、あじ。おなじみのネタだけど・・・ウマイ!新鮮!安い!
さすが境港。
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お寿司をちょっとつまんで、タクシーで夢みなとタワー方面に移動しました。
境港の町中は前回(といっても10年前になるが)さんざん観光したので今回はパス。
運転手さんの話では、週末に来たお客さんは大変な雪で思っていたところをほとんど回れなかったそうで・・・それにしても大阪からのお客さんがとても多いですとのこと。
それは安いきっぷが発売されているからですよ、といったら驚かれてました。
出雲行きだけど境港にも影響あるんでしょうかね。
さかなセンターへ行く前に、カニとろ丼をいただきました。
雪の中、月曜日ということもあるのかお客さんは誰もいない。
かにトロ丼 1300円。
小鉢、汁、漬物付き。
こちらはかに味噌付かにトロ丼 1550円。
かに味噌がついているだけで他は同じです。
かに味噌は、2人でシェアしました。
かにの出汁が出たお味噌汁と、
塩こうじの和え物がついていました。
ご飯の上にカニのほぐし身、海苔、卵がのっていて、そこにとろろと甘辛だれをかけて混ぜていただきます。
ちょっととろろのインパクトが強くてかにをあまり感じられないですが、こういう食べ方もありですね。美味しいです。
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食事を済ませた後はさかなセンターでお買い物。お客さんはほとんどいなかった。
まだ初日なので、自分用にはカニを買って持って帰ることはできないけど、乾物を中心に購入。
カニの試食をさせてもらいましたが、本当に安くて美味しかった。
最寄り駅は高松町だが、無人駅で何もないのでタクシーで米子空港駅へ。
空港内だと待ち時間も寒くないしゆっくりできるので。
米子空港駅はべとべとさん駅。
境線の各駅にはすべてに妖怪の愛称がついていて、アナウンスも妖怪の声。
米子行きの列車がきました。
これから松江に向かいます。