今日は、いよいよ楽しみにしていたラオチャイ村へのトレッキングです。
昨日と同じガイドさんがホテルのロビーで待っていてくれました。
聞いたらなんと、約束の1時間前にはもう来ていたとか。
昨日に引き続き、私たち2人にガイド1人。
私たちのペースに合わせて穏やかなコースでゆっくり行ってねとお願いしました。
サパの冬は寒いので、日本で着ていたダウンジャケットが必要でした。
といっても気温は10℃ぐらい。霧があるので体感温度としては寒いように感じます。
昨日から降っていた雨で、道路はこんな状態です。
普通の靴では無理だと思い尋ねると、長靴をレンタルしてくれるお店があると紹介してくれました。
そこで靴を預けて長靴に履き替え、カッパも購入。
歩き始めると黒モン族のおばちゃんが2人勝手についてくる。
まあ、よくあることだけどなあ。
途中、道はかなり険しいところもあり・・・
なれない長靴で滑りそうだしこわい。
そこでおばちゃんたちが手を貸してくれる。
いつの間にか雨も止んで、視界が開けてきた!
イーリンホーの棚田が見える。
こちらの黒豚はお腹が大きいのかな?
昨日はほとんど見えなかった絶景が!
今の季節は田んぼには何もないけど。
これだけの規模の棚田は初めてだなぁ。
ほとんどの山の斜面が田んぼとは。
途中でトイレ休憩。
さらに進む。
雄大な景色が広がります。
ガイドさんと、前を歩くおばちゃん2人。
橋を渡ると棚田の中に入って行けます。
水牛。
農作業に必要なのかも。
今の季節は何もしてなかったけど。
ひたすら歩く。
最初こそ急な斜面もあったけど、村に入るとなだらかでとても楽しく歩けました。
ランチはこちらのレストランで。
まだ人がいないけどこの後すぐにいっぱいに。
お客さんはアジア人はあまりいなくて西洋人がほとんど。
予想通りここで商売がはじまった!
他のお客さんについてきたおばちゃんたちも大集合。商品を見せて、これを買えって勧める。
私たちに全く買う気がないことを察知すると、ターゲットは隣にいた西洋人に。
食事代は含まれていないので、自分で注文。
バインミーとチャーハン。合わせて150,000ドン(750円)。
チャーハンは普通だったが、バインミーは自分でパンに具をはさむ方式。こんなのはじめて。
水分が多いので、パンがびちゃっとなる。
午後からは、隣のタヴァン村へ。
こちらには赤ザオ族という、また違う民族が住んでいるそうで。
おばちゃんたちはいつの間にかいなくなった。
作っているのは虫よけだそうです。
タヴァン村は、午前中のラオチャイ村に比べると平坦な印象。
完全に自給自足。
日本の農村も昔はこうだったのかなと、知らないながら思いをはせる。
家畜や鳥とともに暮らしてるんだなあとか、
人間の生活とは何かとか、
いろいろ考えました。
サパに来たらトレッキング、かなりおすすめです。
帰りは、ほかのツアーの人たちと相乗りバスでサパの町まで帰ります。
2日間お世話になったガイドさんとはここでお別れです。
明日は、3時にハノイ行きのバスのドライバーが迎えにくるからね、って言ってました。
バウチャーには4時って書いてるんだけどな、って聞いたら3時だって。
そうですか、とこの時はあまり深く考えてなかった。
翌日ひどい目に合うことになるとも知らずに。
宿泊ホテルに帰ってきました。
今日は19,482歩も歩いた!
ホテルの部屋からの眺め。
向こうにサパ湖が見えます。
サッカーアジアカップ。
今日はタイの試合です。