世界食いだおれ日記

アカ族子ども寮滞在記

今日からいよいよ日本からお友達が合流して、ツアーが始まります。

このツアーを企画しているのは、タイ在住四半世紀の友人M氏で、私とは高校時代の同級生。

日本から来るお友達2人も同級生で、その他にM氏の友達とその友達計2人も加わって総勢6人。

先にチェンラーイ入りしている私は、今回おじゃまする子ども寮のお世話をされている、アカ族出身のアリヤさんと先に合流。

アリヤさんは私が滞在しているゲストハウスに迎えに来てくれました。

最初少しだけ英語でやり取りしていたけど、なーんだ、日本語めちゃくちゃ上手やん。

なんでも鹿児島に1年いらっしゃったとかで。

 

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空港近くのスーパーbig Cで5人を待つ。

ここで、今日作るカレーの材料を仕入れます。

 

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飛行機が遅れているという情報が入ったので、コーヒーを飲みながら少しお話しする時間がありました。

寮には、さまざまな理由で親元を離れて子供たちが集団で生活しながら学校に通っているとか。

普段日本で生活しているとあまり考えないような、国を持たない少数民族の置かれている立場とか。

アリヤさんは日本のアイヌ民族についても、どうしてそんなことを知ってるの?というようなことまでご存知でした。日本のことを勉強したそうです。

 

そんな話をしている間に飛行機が到着して5人と合流。

Big C のフードコートで昼食をとります。

 

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パッシーユーは、直訳すると「しょうゆ炒め」だけど、タイではセンヤイ(太い米粉麺)をしょうゆで炒めた料理を指すそうです。

カイラン菜と豚肉が入っていて、これはあんかけスタイルでした。


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先日食べたナムニャオ。もちろん血豆腐入り。もやしはセルフなのでたっぷりのせて。


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おなじみのガパオライス。目玉焼きのせ。


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コーンのソムタムは友人M氏の大好物。


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パッタイホーカイ。卵で包んだパッタイ

こちらももやしたっぷりのせ。ピーナッツの粉も。


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卵の中にパッタイが。


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揚げたソムタム。

初体験。パリパリで美味しく、この後リピすることに。


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おなじみのヤム・ウンセン(春雨サラダ)。

 

みんなで少しずつシェアしていただきました。

 

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昼食を終えて早速カレーの材料などを買い出し。

カレールーは、今日来たお友達に頼んで日本から持参してもらいました。

豚肉やジャガイモ、にんじん、玉ねぎのほかに、トマト缶やリンゴや何故かエノキダケも購入。

 

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昨日、時計塔のそばに気になるお店があったので写真を撮っておいたのですが、アリヤさんに聞いたら「ムーヨーっていう、バナナの葉で包んで蒸して作る豚肉のソーセージ」だそうです。

 

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もちろんこのスーパーにも売ってるよ、バナナの葉じゃないけど、とのことだったので、これも購入。


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買い出しを終えて、まずはチェンラーイのアリヤさんの家へ。

ここでも何人かの子どもたちが生活していて、その子たちも今日は一緒に山の中の寮に連れて行くそうです。


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作業場を見学させてもらいました。

刺繍パーツを縫い合わせて作品を作っているところ。


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カレン族の草木染めやモン族の刺しゅうなど。

可愛いのがいっぱいで創作意欲が刺激される。


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スマホ用にポシェットを購入しました。100バーツ。


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お庭も案内してもらいました。

卵の花。


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ナノカーボンにするケナフの木とか、ロゼールっていう、かじるとレモンみたいに酸っぱい葉っぱも見せてもらいました。


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コーヒー。今年はあまり収穫できなかったそう。

 

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さて、車は山の上に向かい、途中でさらに買い足し。

お肉や卵なども。


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ガイヤーンも。


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ぶつ切りにしてくれた。


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ちょっとつまみ食い。美味しいー。


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絶景ポイント。


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車の上でヨガをしている人がいた!

有名な女優さんらしい。


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寮に到着しました。

私たちはここに泊まらせていただきます。

 

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部屋の中です。蚊帳なんていつ以来だろう。


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この火で料理するのですね。

 

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寮母さんと子供たち。

 

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早速先に飲んでいる大人たち。 

 

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レモングラスで煮込んだ鳥をおつまみに出してくださいました。

酸っぱ辛い味がなんともいえず美味で、ビールがすすむ。


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こちらはさっき買ったガイヤーン


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ごはんを発酵させたお酒もいただきました。

日本の甘酒ほどドロッとしてなくて、そんなに甘くなかったです。 

 

さて、飲むのもほどほどにして早く夕食を作らないと。


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買ってきた材料をみんなで協力して下ごしらえです。


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玉ねぎを炒め、


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豚肉を炒め、


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お水を加えて煮込む。

リンゴやえのきだけ、トマト缶も。

私は30人前の料理なんて作ったことないので勝手がわからず・・・

でもお友達が上手に仕切ってくれました。


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カレー作りも最後の仕上げの段階に。


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出来ました!


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子どもたちの夕食。


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まずはお祈りするのに驚いた。

クリスチャンなんですね。


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おかわりしてくれる子もいて、なかなか好評のようです。よかった!


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買ってきた豚肉を炙る。


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こちらは先ほどのムーヨー。

あっさりしていて、いくらでも食べられます。おつまみにぴったり。


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大人の食事も出来上がりました。


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焼いたエリンギ。


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さっきの豚肉。

焼いただけなのになんでこんなに美味しいの。


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ドラゴンフルーツと若いマンゴー。

 

夜も更けてきた。

 

アリヤさんは色んな話をしてくれました。

町ではタイ語、私たちと話すときは日本語、子どもたちと話すときはアカ語で。

先祖は精霊と会話できた。そのことを理解できるのはもう自分の世代が最後だと。

 

アリヤさんの活動について書かれた記事 

https://www.ganas.or.jp/20190123akha/

 

アカ族について

https://craftaid.jp/?mode=grp&gid=593991


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翌日の朝食。

カオトム(お粥)やゆで卵、茹でインゲンなど。

 

昨夜はニワトリがうるさくて、早朝どころか夜中の2時から鳴いていて、しかもその鳴き方がへたくそで、「コケコッ・・・・・・コー」って感じで気になって眠れなかった・・・という話をしていたらみんな同じことを思っていたらしい。

全員寝不足。


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寮の写真をいくつか。


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最後に全員で写真を撮って、子どもたちとお別れ。

これを結んでくれました。