難読地名で有名な放出(はなてん)の駅前商店街のはずれ、えー、こんなところに?っていう位置にあるイタリアンのお店。
ここ、昔は何の店だったっけ?全く思い出せないけれど。
メニューを見ると、それほどカジュアルじゃないけどなかなか本格的なイタリアンがリーズナブルにいただけそう。
今日は飲むぞ!ということで、まずはワイン飲み比べセット 1100円(以下全て税込)。
チートラビアンコ(イタリア産/トレッビアーノ種/ドライ・酸味)
テールダルザス(フランス産/リースリング他・種/フルーティー)
ジン サレント(イタリア産/フィアーノ他・種/オーガニック・芳醇)
3種のワインをグラス半量で出してくれます。
これはなかなかおトク!
アンティパストは、白ワインに合わせて盛り合わせてくれて、2人前1400円です。
左上から時計回りに、
にんじんのサラダ。ひよこ豆がアクセントの酸味の効いたサラダ。
カポナータ(野菜のトマト煮)は、トマト感が効きすぎず逆にちょうどいい。
かぼちゃのアグロドルチェ(バルサミコ煮)は、かぼちゃの甘みとバルサミコの酸味というはじめての組み合わせ。
鰯のマリネ。大きめのイワシで食べ応えバッチリ。
ピエモンテ風ビーツのポテトサラダ。これも初めて。ビーツが入っていることで、食感と味が単調にならない。
やげん軟骨のアーリオオーリオ。軟骨をイタリアンでいただくのは意外だったけど、これもニンニクが効いて超美味しい。
真ん中はルッコラのサラダ。独特の苦味と風味が後を引く。ほんのちょっとだけなのに存在感があります。
パスタは、今週のおすすめの中から、
スパゲッティは太め、柔らかめ。
フェンネルってこんなにいい香りだったっけ?って思うほどハーブの使い方が素晴らしかった。
スパゲッティ ブッタネスカ(トマトソースベース)1300円。
こちらも太めの麺。
ケイパーとオリーブが入っていて、絶妙のアクセントになっています。
トリッパ(イタリア風モツ煮)1300円。
トマトソースで煮込んでいるものかと予想していたが、全く違うものが出てきた。
いやー、これは美味しい!ハチノスと白いんげん豆とは。
よく味がしみていて、しっかり煮込んである。
追加で山梨ワインの白をデキャンタで。1800円。
牛ハツのグリル 900円。
牛ハツをニンニクとオリーブオイルでいただくとは思ってもいなかった。粉をまぶして焼いているのかな?赤身とは違う弾力のある食感でこれもまたよし。
まだワインが残ってるので追加で生ハムとチーズを注文。
コッパディパルマ(豚肩ロース熟成生ハム)600円と、
カルボンチーノ(牛・羊・山羊混成ウォッシュ)600円。
このチーズのクリーミーさと塩加減に相当感銘を受けた。
これは、なかなか素敵なお店を見つけたのではないか?
絶対また来る。
r.gnavi.co.jp