世界食いだおれ日記

ワット・パークナム

ワット・パークナムに行こうと、近くのバス停で9番バスを待つ。

しかし、待てど暮らせどバスが来ない!

違うバスはいっぱい来るのに…

で、バス停が違うのかなと移動しようと歩き出したら…

バスが来た!

行ってしまった…

 

f:id:nishiokashizuko:20181230131151j:image

バス停横で宝くじを売っているお兄さんが携帯で日本語を話しているのを聞いて、

「9番バスって、ほんとにここのバス停に来るんですか?」

って聞いたら

「合ってますよ。タイのバスは時間決まってないから。」

って流暢な日本語で答えが。

さらにバスを待つ。

なんだかんだと1時間ぐらい経過。そろそろ諦め、タクシーで行こうかと grab で調べはじめたら…

バスが来た!

と喜んで乗り込む。

エアコンバスで快適。暑かったー。

ところが…

終点だと安心して乗っていると、目的地を通り越してかなり遠くまで来ている。

乗客は他に誰もいなくなってる。

聞いてみたら降りてタクシーで行けって。

えー、何で教えてくれへんの?

車庫に向かってるやーん。

本当にタイのバスは謎が多すぎる。

慌てて下車して、タクシーを拾う。

「ワット・パークナムね」

「オッケー」

用心してgoogle mapを見ていたら、

あれ?また通り過ぎてるやーん!

車を止めて、

「ここやで、ここ」

と日本語(大阪弁)でまくしたてて地図を示す。

「オッケー」

大丈夫かなと思いつつ、google mapで確認。

合ってる。

ようやく目的地に到着。

3時間もかかってるやーん。


f:id:nishiokashizuko:20181230131146j:image

地図を見ながら、入り組んだ路地を進む。

これはお隣のワット・クーン・チャン。


f:id:nishiokashizuko:20181230131229j:image

この先に…


f:id:nishiokashizuko:20181230131215j:image

仏塔の5階の、緑の天井画。

 

f:id:nishiokashizuko:20181230131158j:image
f:id:nishiokashizuko:20181230131241j:image

やったー!やっとたどり着いた、ワット・パークナム。

6時に閉まるって聞いてなかった。

なんとか間に合ったー。


f:id:nishiokashizuko:20181230131203j:image
f:id:nishiokashizuko:20181230131208j:image

帰り道。

これって、明らかに仏像を作ろうとしてるよな…

結構デカイけど。

 

さて、近くのバス停で9番バスを待つのはいいが…

通りがかりのタイ人が、ここに9番バスが来るよと親切に教えてくれたものの、またバスがなかなか来ない。

しばらく待って、ソンテオ(乗り合いのトラック)を止めて、近くのBTSに行くのか聞いてみると、行くよというので乗ってみた。

BTSBTSと言ってたら、お客さんがここで降りろと教えてくれた。

他のお客さんの真似をしてブザーを押して、降りてから料金7バーツを運転手に払って、BTSのTalat Phlu 駅へたどり着いた。

ここから Saphan Taksin 駅までBTSで行き、サートーン船乗り場からチャオプラヤエキスプレスで帰ろう!

ボート乗り場はいっぱいあって、慣れないとわかりにくい。

係員に聞いてもよく分からず…

なんとか目的の船に乗れたー!

ところが…

乗っている途中から、バケツをひっくり返したような大雨。


f:id:nishiokashizuko:20181230131234j:image

やっと Phra Arthit に着いたもののすごい雨で、みんな雨宿り。

待ってても止みそうにないので、意を決してずぶ濡れになりながらホテルへ走って帰りました。

すでに道はくるぶしぐらいまで水に浸かっている。

とりあえずシャワーを浴びて着替えたが、お腹が空いていることに気づいた。夕食食べてないし。

しかし、道はすでに冠水しており、傘をさしてもあまり意味なし。

この乾季にタイで傘を使うとは思いもよらなかったなあ。


f:id:nishiokashizuko:20181230131225j:image
f:id:nishiokashizuko:20181230131139j:image
f:id:nishiokashizuko:20181230131221j:image

選択の余地もないのですぐ前の屋根のある屋台で、チキンパッタイと卵パッタイと春巻を食べました。

パッタイは、私には甘いことが多いけど、ここのはそんなに甘くなくてよかった。

大変な1日だったけど、こういう日の方がいつまでも記憶に残るんだろうな。

旅とはそういうもの。